
雨漏りは、家具や家財を濡らすだけでなく、建物の構造を傷めたり、カビを発生させたりする厄介な問題の一つです。雨漏りを見つけたらすぐに修理するのが基本ですが「どこに頼めばいいか分からない」「信頼できる業者はどうやって見分ければいいのだろう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、初めて雨漏り修理を依頼する方向けに、雨漏り修理業者の選び方のコツをご紹介します。併せて、雨漏りを放置するリスクや、良い業者を選ぶための注意点、雨漏り修理業者選びの流れなども説明しています。雨漏りにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
【この記事で分かること】
- 雨漏り修理業者を選ぶときは対応力や実績、料金体系の明瞭さなどを比較するのがポイント
- 雨漏りを放置すると湿気の影響で建物が劣化したり、健康被害が発生したりする恐れがある
- 契約を急かしたり、大幅な値下げをアピールしたりしてくる業者には要注意
信頼できる雨漏り修理業者の特徴とは?選び方のポイントを解説

雨漏り修理で後悔しないためには、信頼できる業者を見極めることが大切です。「何を基準に業者を選べばいいか分からない」という場合は、以下5つのポイントをチェックし、複数の業者を比較検討してみましょう。
迅速な対応力
雨漏りは時間の経過と共に被害が拡大するため、なるべく迅速に対応してくれる業者を選ぶのがポイントです。お住まいのエリアに拠点があり、緊急対応も可能な業者に依頼すると、雨漏りの被害が広がる前に修理してもらえる可能性が高いでしょう。
業者のWebサイトをチェックすれば、どこにサービス拠点があって、どのエリアに対応しているかが記載されているため、お住まいのエリアに近いかどうか事前に確認することをおすすめします。
また問い合わせに対する返答の速さや、現地調査までのスケジュール調整なども、対応の素早さを見極めるポイントになるでしょう。
豊富な実績と専門家の在籍
質の高い修理を依頼したいのなら、雨漏り修理業者の過去の実績と専門家の有無をチェックしましょう。修理実績が豊富な業者ほど、さまざまな事例に対応してきた経験があるため、雨漏りの状況や症状を的確に見極め、適切に対処してくれます。
修理実績や施工事例は、業者のWebサイトなどに記載されています。どれくらいの実績があるのか、これまでどのような雨漏りを修理してきたのかを調べてみましょう。
適正な料金設定・明瞭な見積もり
雨漏り修理では、施工内容と料金のバランスが取れているかどうかも重要なポイントです。優良な業者の場合、Webサイトなどに分かりやすい料金設定を明示しており、事前にある程度の相場をチェックすることが可能です。
また施工を依頼する際は見積書を作成してもらいますが、施工内容や材料、修理の範囲、単価などが明記されているかどうかも業者の信頼度を見極める基準となります。
なお、見積もりを取るときは、見積書に記載されている料金以外に、追加料金が発生する可能性についても確認しておきましょう。
丁寧な説明と対応の良さ
雨漏り修理について問い合わせたり、見積もりについて質問したりしたときに、丁寧かつ誠実な回答をしてもらえるかどうかをチェックしてみましょう。信頼できる業者であれば、質問に対して迅速かつ丁寧に説明してくれます。
また雨漏りの悩みについて相談したときに、顧客目線になって寄り添ってくれるかどうかも業者を見極めるポイントの一つです。どのような症状に困っているのか、いつまでに修理したいと思っているのか、など顧客の悩みを丁寧にヒアリングし、できるだけ要望に応えようとする姿勢が見られる業者を選べば、安心して施工を依頼できるでしょう。
アフターフォローや保証の内容
修理後に再び雨漏りした場合に備え、アフターフォローや保証の有無および内容を確認しておきましょう。
ほとんどの業者は施工後の保証を設けていますが、保証期間や再修理の対応範囲は業者ごとに差があります。保証期間が過ぎてから見つかった瑕疵(かし)については有償修理になってしまうため、できるだけ長期保証に対応している業者を選ぶのがおすすめです。
また業者によってはトラブル時の対応だけでなく、定期点検を実施してくれるところもあります。定期的にプロの目でチェックしてもらえれば、雨漏りの前兆が見つかったときに素早く対処できるため、安心感が増すでしょう。
修理をしないとどうなる?雨漏りを放置することの危険性

雨漏りしているにもかかわらず、修理をしないで放置していると、さまざまなトラブルが起こる原因となります。雨漏りの被害は雨が降ったときしか起こらないため「応急処置で何とかなるだろう」「雨が降ったときだけ対処すればいい」と修理を先延ばしにする方もいるかもしれません。しかし、被害の拡大を防ぐためにも迅速に修理を行うことをおすすめします。
ここでは雨漏り被害を放置した場合のリスクを4つご紹介します。
建物の劣化
日本の住宅のほとんどは木造建築ですが、木材は湿気に弱いため、雨漏りを放置すると柱や梁、壁といった構造部分が傷む原因となります。場合によっては構造部分が腐食し、地震などをきっかけに建物が傾いたり、崩壊したりする恐れがあります。
なお、鉄骨造の建物でも雨漏りによる建物の劣化は起こります。鉄骨造の建物の構造部分に使われている鉄は、雨にさらされるとさびが浮き、劣化が進みやすくなるためです。鉄骨造の建物だからと油断せず、雨漏りが発生したら早めに対処することが大切です。
家具・家財への被害
雨漏りの影響が室内にまで及ぶと、家の中にある家具や家財にも被害が拡大します。例えば、壁のクロスに雨染みがつく、家電が水濡れによって故障する、本棚に収納していた本やアルバムが水浸しになるといった被害が発生する可能性があるでしょう。
経済的な理由で雨漏り修理を先延ばしするケースも多いですが、壁のクロスを張り替えたり、家電を買い替えたりするとかなりの費用がかかるため、早急に修理した方が長い目で見ればコストの節約になります。特に思い出の品がダメになってしまっては買い替えることができないため、被害が大きくなる前に修理を依頼した方が良いでしょう。
資産価値の低下
前述したように、雨漏り被害のある建物は構造部分が傷んでいる可能性が高いため、住宅としての資産価値が下がります。資産価値は売却価格を算出する基準となるため、住宅を売りに出したときに思ったような価格で買い取ってもらえなくなる恐れがあります。
将来的に住宅の売却を検討しているのなら、資産価値が低下する前に雨漏り修理を行った方が良いでしょう。
健康被害
雨漏りによって室内が高温多湿になると、カビやダニが発生してアレルギー症状が発生・悪化する原因になることがあります。
また多湿の環境は熱中症のリスクを高める原因にもなります。近年の日本は特に猛暑になりやすいため、雨漏り被害があるのなら、夏が来る前に修理するのがおすすめです。
良い業者を選ぶために知っておきたい見極めポイント
雨漏り修理を請け負っている業者の中には、法外な料金を請求してきたり、手抜き工事を行ったりするところも少なからず存在します。このような業者に依頼してしまうと、予算を大幅にオーバーしてしまったり、修理後に雨漏りが再発したりする恐れがあります。
業者を選ぶときは以下の条件に該当しないかどうかチェックしてみましょう。
- 突然家を訪問してくる
- 現地調査がすぐ終わる
- 契約を急かす
- 大幅な値引きを提示する
- 見積書の内訳が不明瞭
- 見積額が相場よりも大幅に安い
- 契約書がない、あるいは内容が不明瞭
- アフターフォローや保証についての説明がない
過去には、問い合わせや依頼をしていないのに、突然自宅を訪問してきて「雨漏りしている可能性がある。点検させてほしい」と言い、無理やり屋根に上るケースが報告されています。
屋根の様子は実際に上がってみないと分からないため「雨漏りしている部分がいくつかあった」と報告されても、住民はその真偽を確かめる術がありません。中には屋根に上がってわざと建物を損傷する業者もいるため、不審な飛び込み営業には注意が必要です。
また相場よりもかなり安い金額を提示してくる業者や、大幅な値下げをアピールしてくる業者も要注意です。
このような業者は見積書の内容も不明瞭であるケースが多く、施工後に追加料金と称して法外な費用を請求してくる可能性があります。
また契約書や保証・アフターフォローに関する説明など、重要な事項を省く業者は信頼性が低いと判断できるため、依頼はしない方が無難でしょう。
雨漏り修理業者に修理を依頼するまでの具体的なステップ
雨漏りを発見してから、修理業者に修理を依頼するまでの基本的な流れを6つのステップに分けて説明します。
雨漏りの応急処置を行う
雨漏りを見つけたら、家具や家財を養生したり、雨水が落ちる場所にバケツを置いたりして、応急処置を行います。屋根にビニールシートを敷くのも処置の一つですが、屋根からの雨漏りは場所の特定が困難である上、屋根に上がる行為は危険を伴うため、室内でできる範囲での処置に留めておいた方が良いでしょう。
被害状況を確認する
修理業者に雨漏りの状況を正確に伝えられるよう、いつ・どこで・どのような被害が発生したのかを確認し、メモしておきましょう。あらかじめ被害状況を伝えておけば、現地調査もスムーズに進みます。写真や動画などで被害状況を撮影しておくと、口頭で伝えるよりも分かりやすいでしょう。
雨漏り修理業者の情報を集める
応急処置と被害状況の確認を行ったら、雨漏り修理業者の情報をインターネットなどで収集します。ここまで紹介してきた業者選びのポイントや注意点を基に、信頼できる業者を絞り込み、問い合わせと見積もり作成の依頼を行います。
なお、見積もりは一つの業者だけでなく、2~5社程度から相見積もりを取りましょう。複数の業者の見積もりを比較すれば修理費用のおおよその相場をチェックできますし、どの業者が最も良い条件を提示してきたかを一目で判断できます。
現地調査の実施
一般的に、見積もり作成を依頼すると、業者から派遣されたスタッフによって現地調査が行われます。雨漏りの原因や被害状況を正しく見極めるために、現地調査は屋内外で行われるため、住民の立ち会いが必要です。現地調査の日程を決めるときはスケジュールを確認し、都合の良い日時を指定しましょう。
現地調査ではスタッフに被害状況や発生時の状況などを尋ねられるため、あらかじめ用意しておいたメモを基になるべく詳しく説明することが大切です。
現地調査では目視による調査が基本となりますが、実際に水をまいて雨漏りの箇所を特定する散水調査や、ブラックライトに反応する特殊な液剤を使用する発光液調査などを行う場合もあります。
目視調査は無料で行ってくれるケースが多いですが、一般的に散水調査や発光液調査は有料になるため、どのような調査を行うのか、費用はどれくらいかかるのかを事前に確かめておきましょう。
見積もりの比較、業者の選定
現地調査を基に見積もりを作成してもらったら、相見積もりの結果を比較し、より良い条件を提示してきた業者を選定します。費用だけでなく、内訳は細かく明記されているか、保証やアフターフォローについて説明を受けたか、質問に迅速かつ丁寧に回答してくれたか、などを総合的に判断して業者を選ぶようにしましょう。
本契約・着工
修理業者を一つに絞り込んだら、本契約を締結します。
契約書には工事の内容や範囲、使用する材料、施工期間、費用、保証の期間・内容などが記載されています。合意した内容と食い違いがないかどうか丁寧にチェックし、不明点があればその場で質問しましょう。
本契約を締結したら、スケジュール調整を行った上で、修理工事が開始されます。
雨漏り修理を依頼する業者はポイントを押さえて慎重に選ぼう
雨漏り修理を請け負っている業者は多数ありますが、実績や技術、料金体系、保証などは業者ごとに異なります。
「予算をオーバーした」「再び雨漏りが発生した」といったトラブルを避けるためには、修理を依頼する際は対応の早さや実績の豊富さ、料金設定、保証の有無などを比較し、できるだけ信頼できる業者に依頼しましょう。
「雨漏りねっと」では、神奈川・東京・大阪・兵庫の4つのエリアにて、雨漏り修理サービスを提供しています。対応エリア内であれば緊急対応OK。雨漏りに関するご相談や、目視や触診、打診などによる簡易調査、見積もり作成は一律無料で行っています。また修理後の保証は最長10年、一年に一回無料定期点検も実施しています。雨漏り被害にお困りの方は、ぜひ雨漏りねっとまでお気軽にご相談ください。